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採用広報の重要性について

採用

広報を制する者が採用を制する?採用広報の秘訣を知りたい!

採用活動のファーストステップは母集団形成ですが、母集団確保と質の育成の面で重要なのが「広報」だということを考えると、採用活動のファーストステップは広報であり、広報の良し悪しが採用全体を左右すると言っても過言ではありません。

まず、自社の採用活動の課題を考えましょう。
課題とその真因を明確にすることで、ターゲットも手法も異なります。

どんな規模・業種の企業であっても何らかの採用広報を行うかと思いますが、特に採用広報が効果を発揮する前提についてお伝えしておきます。

一度に大人数を採用する場合

採用予定人数が増えれば1人1人へのコミュニケーションや理解度に差が出ますし、質の統一に関しても難易度が上がります。
同時に入社後の離職リスクも高まります。

世界、全国から採用する場合

事業の展開先が限定的である場合、扱う商材の特性上、認知度や理解度に地域差が想定される場合、認知・理解度を高めるために統一の情報が必要になります。

事業内容がBtoB、知名度が低い場合(もちろん知名度があっても広報は必要です)

生活に馴染みのある商品やサービスであっても、展開しているブランドや商品名が社名と異なる場合、採用においては苦戦が想定されます。

商品名を検索すれば企業名は出てきますが、学生にその作業を求める受け身ではなく、自ら商品名と企業名と結びつける努力をしていかなくてはなりません。

事業内容が特殊・難しい場合

例えば、男性用・女性用等性別が限定的な商材を扱っている企業の場合、商材と異なる性別の応募者を確保するのが難しい場合があります。

商品名からのイメージで社員の男女比、仕事内容の向き不向き等、誤った想像でエントリーを左右しないために、情報を正しくインプットする必要があります。

採用のコストを抑えたい場合

パンフレットや広告を入れる等費用がかかる広報もありますが、自社のHPやSNSを中心に採用広報を行う場合、コストを抑えることが出来る可能性があります。

採用広報で重要なメディアとその活用方法は?PESOモデルって何?

 

広報をする上で欠かせないのがPESOモデルの考え方です。

それぞれ特性の異なるメディアを全てカバーすることで、取りこぼすことなくすべてのターゲット層に接触することが出来るというイメージです。

ペイドメディア
ナビサイトや人材紹介サービス、またWeb広告等、絞られたターゲットに効果的な情報を与えることが出来るので、興味と志望度を一気に引き上げることが出来る可能性がある。

アーンドメディア
口コミ等、情報の媒介者として情報を拡散するタイプのメディアで、自社のファン作りや興味を持って見にきてくれた対象者の企業イメージ向上に役立ちます。情報理解というよりは、人気やイメージの強化という側面が強いのが特徴です。

シェアドメディア
手間がかかるのですが、ブランディングや広報を考える上で重要度が増しています。
ユーザーと双方向のコミュニケーションができるのがメリットですが、対応によっては企業イメージを左右してしまうので注意が必要です。

オウンドメディア
自社に興味を持って見にきてくれた人に対して、より深い情報を与えることができる。
企業理念や中長期プランを提示しておくことで、長期的に活用し、ブランディングをすることができます。

実際に採用広報で活用するツールとしておススメの方法を5つご紹介していきます。ターゲットや目的を考えてコンテンツを用意しておきましょう。

 

①自社の採用HPでの情報発信

色々なツールを使う中でも自社の採用HP内容の充実が一番です。

会社について深く知りたいと思った時にたどりつくのは採用HPです。自社のサイトであればコンテンツの数もボリュームも自由にコントロールできますし、発信タイミングも柔軟に対応することができます。
採用担当者が自らコンテンツの更新をする企業も増えましたので、最新かつ詳細な情報をHPに載せておき、伝えきりましょう。

更に、自社HPのコンテンツで是非チャレンジして欲しいのは動画です。
企業理念やビジョン、ミッションはその企業の思いを集約しているものなので、コアとなる考え方ですし、心を動かすものですが、実際就活生が具体的にイメージできるかというとなかなか難しいのが実情です。その点、五感で感じることができるような動画はイメージアップにもつながるのでオススメです。

②SNSやブログ

ツイッターやフェイスブック等のSNSもオススメです。

生活に根付いていますので、1日あたりの接触回数はかなり稼げますし、双方向のタイムリーなコミュニケーションが可能なツールですが、本当に学生とやり取りをするのか、そのタイミングは?等のポリシーと運営方法を事前に固めておく必要があります。

③ナビサイト

一度に面を取る、とにかく多くのプレエントリーを獲得する、という意味では最も有効です。

社名で検索されなくても、業種やその他の検索ワードを設定しておけば他力を借りてでも認識してもらえるからです。
ただ、入り口の間口を広げただけなので、選考まで引き留め続ける手法は別で考えておかなくてはいけません。

④セミナーや会社説明会

直接接触することのできるセミナーや会社説明会は重要な広報手段です。

説明会全体で学生が生の会社を感じてもらえるのと同時に、企業側も発信内容に対する学生の反応を感じることができますし、質疑応答の内容から学生が今知りたいことを知ることができ、その後の採用活動に役立てることができます。

⑤紙のパンフレット

セミナーや会社説明会や、大学のキャリアセンターに設置させてもらうパンフレットも忘れてはいけません。

情報源としてネットが主流ではありますが、紙のパンフレットの実物が手元にあることでじっくり読み込むことができるのと同時にリマインド効果も期待することができるのです。デザインや内容を工夫して印象に残るものにしなくてはいけません。

採用広報は、採用はもちろんのこと、企業のブランディングにとっても非常に重要な役割を果たします。

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