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内定辞退の本音①

採用

学生にとって「仕事内容」をイメージすることは難しい

新入社員の声を聞いてみると、「思ったより大変だった」「思ったより地味な仕事だった」など「思ったより○○だった」というものが少なくありません。

学生はアルバイトとして働くことはあっても、正社員として働く経験はほとんどありません。アルバイトと正社員では立場も視座も異なるため、人事が思っている以上に学生は仕事内容を想像するのが難しいと考えられます。

そのため、若手社員の1日の仕事の流れなど実際の業務内容を伝えてイメージのギャップをなくしていくことや、長期インターンシップやアルバイトなどで実際の現場を見てもらい、仕事をイメージしてもらうことが重要です。

また多くの場合、「思っていた働き方・仕事内容とは違った」という悩みを持つときは、働いてみた現実が自分自身の期待値を下回っていた時です。

上記より、以下2点が重要です。

  • 「働き方」や「仕事内容」が具体的に想像できる情報を伝える
  • 学生の期待値を把握し、調整する

「働き方」や「仕事内容」が具体的に想像できる情報を伝える

社風や価値観について学生が判断できる情報を伝える、と前回はお伝えしましたが、同様に「働き方」や「仕事内容」についても、具体的にイメージできる情報を学生に伝えていきましょう。学生にとってイメージがつきづらいものは、以下があります。

  • 自分が入社したらどんな1日を過ごすのか
  • どのように仕事を進めるのか
  • プライベートとどれくらい両立できるのか

また、最近は出産・育児などの家庭をはじめプライベートと両立できるのか、さらには“副業”ができるのか、など職場の自由度を気にする学生も増えつつあります。

「実際に働いてみたら、プライベートな時間が持てない」、「出張が多いと聞いてはいたが、思っていたよりも大変だった」、などの理由がそのまま退職の理由になることも少なくありません。

このような事態を防ぐために、「プライベートと両立できる」「出張が多い」という事実だけでなく、より学生がリアルに想像できる材料をお伝えすることが重要です。

そのためには、「実際に社員が自分自身の経験をリアルに語ること」が効果的です。

  • 始業から終業、それからプライベートなど、どのように過ごしているのか
  • 休みの日は何をしているのか
  • 業務の中での大変だったこと、やりがいだったことは何か
  • 業務では具体的にどんな事例があったのか

上記など、エピソードベースでお伝えしていくことで、学生がイメージできる材料を渡していきましょう。

また、学生は「働き方」について自分なりの理想を持っていることがあります。その理想を持ったまま入社してしまうと入社ギャップがあった際に気になってしまうので、入社前に事実を伝えてギャップを是正していくことが大切です。

学生の期待値を把握し、調整する

入社後ギャップと離職を防ぐために、最も大切といっても過言ではないのは、「期待値の把握と調整」です。

志望度が高い学生に起こってしまいがちなのが、期待値が上がってしまうことです。

「リクルーターはじめ人事の方がいい人ばかりで楽しそうに働いている。」

「仕事もやりがいがあって楽しそう、あの先輩のようになりたい!」

人事も優秀な学生に入社してほしい、というのが本音ですから、学生への魅力付けや口説きは行っていくものでしょう。

志望度を上げることはもちろん重要なことですが、一方で、入社後の現実を知ってもらうことも同じくらい重要です。そのため、まずは学生が抱いている理想、期待を把握することは重要です。

期待値の高い学生に多い傾向としては、例えば以下3つがあります。

  • 社会貢献の思いが強い(自分の働きが社会に影響を与えることができる、社会問題を解決することができると思っている)
  • 仕事内容が自分の中で美化されている(目立つ派手な仕事ができる、キラキラした世界を想像している)
  • 会社に求めるものが多い(教育がしっかりしている、会社に入れば成長できると思っている)

それぞれ、以下のように現実を伝えていきながら、学生の理解や思いを確認し期待値を調整していきましょう。

【社会貢献の思いが強い】学生には

ビジネスとしてどうか?会社という組織は利益を追う必要があるが、それを受け入れられるか?ということや、社会に与える影響とはどのくらいを想像しているか?など確認することが大切です。

入社後、自分の業務が持つ社会的な意味や、ビジネスとしての業務について理想とのギャップを感じやすいです。

【仕事内容が自分の中で美化されている】学生には

初めの数年は地道な作業から始まる、仕事の泥臭い部分、裏側の努力などを、「やりがい」や「その先に得られるもの」とセットで伝えることが重要です。

入社後に自分のイメージとの業務のギャップに悩みやすいです。

【会社に求めるものが多い】学生には

例えば育成であれば、あくまで成長の行動をとるのは自分の行動次第であることや、労働の対価として会社からの恩恵を受けることができる、という考え方をはじめとした社員としてのスタンスを伝えていきましょう。

まとめ

ここまで「思っていた働き方・仕事内容とは違った」という辞退・退職理由について細かく見ていきました。

この理由は自体(辞退)理由というよりも入社後に起こりやすい悩みのため、早期退職防止を見越して、選考中や内定者の間に対策をしておくことが重要です。

 

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